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第70期A級順位戦6回戦 ▲久保利明二冠-△郷田真隆九段


今日は二冠王同士の戦いである▲羽生善治二冠(棋聖・王位)-△久保利明二冠(棋王・王将)の対局が行われています (第70期A級順位戦7回戦)


日本将棋連盟モバイルで、A級順位戦の中継が流れるのは初めてではないでしょうか?


A級順位戦7回戦 羽生二冠-久保利明二冠


久保二冠が先日の第61期王将戦第1局でも採用された、14手目△4四歩からの進展です。

王将戦では佐藤九段が19手目に▲3四銀と指されたのですが

羽生二冠は▲7八玉と指され、以下△4三金で昼食休憩に入りました。





第70期A級順位戦6回戦 郷田九段-久保二冠



今日はお客様より、第70期A級順位戦6回戦▲久保利明二冠-△郷田真隆九段戦の

棋譜の切抜きをいただきました。ありがとうございます。


写真は17手目に久保二冠が▲6六歩と突かれた局面です。


最近の振り飛車側の戦術は「居飛車穴熊に組ませない」ということが主眼になっていると思います。

そのため「石田流&ゴキゲン中飛車」の併用を主軸に置いて

(石田流&ゴキゲン中飛車は共に、角交換をする/しない、両方のタイプがありますが)

自ら主導権を握り、居飛車側が穴熊に組みづらい展開での戦いが流行していると思います。


角交換が出来る状態を維持することが居飛車穴熊の牽制に繋がりますので

▲6六歩は個人的には少し意外でしたが▲1六歩~△1四歩の交換が入っているため

後手がすでに穴熊を放棄している、という見方も出来るのかもしれません。



個人的には▲7六歩△8四歩▲5六歩△8五歩▲7七角△5四歩▲5八飛

スタートの中飛車は大変優秀であると感じています。


この中飛車に対する後手の対策としては下記2つがメインではないかと思います。


① 角交換して早めに△6四銀と上がり、先手の5筋歩交換を拒否する(A図・C図)

② △4四歩と角道を止めて穴熊に組む(B図)



ゴキゲン中飛車vs△6四銀5筋歩交換拒否 1 ゴキゲン中飛車vs△6四銀5筋歩交換拒否 2

ゴキゲン中飛車vs居飛車穴熊 



①・・・ 先手のみ、飛車サイドの桂馬が活用できている/後手よりも玉が一路深く囲えている

※ 後手も△2二玉~△3二金と深く囲うことができますが「お互いに金銀2枚/玉を2筋」に囲ったとしても、片美濃囲いというアドバンテージが先手には残ると思います。そうであるならば△3二玉~△4二金で囲いを済ませ、他の方面で優位性を模索したほうが良い、と個人的には思っています。


②・・・ 先手が▲6六歩~▲6五歩を省略して、角道を通したまま▲5六銀の理想形を作れている。後手が穴熊と言えども先手の陣形が美しすぎる。



個人的には上記2つの理由で、▲7六歩△8四歩▲5六歩△8五歩▲7七角△5四歩▲5八飛の

中飛車に対する後手の対策が難しいと感じています。


ただ、私はデーターを調べていないので、正しいかどうかはわかりませんが

B図に関しては後手の勝率が良さそうな雰囲気がありますので、

個人的な感想は別にして、B図への流れは中飛車サイドも嫌なのかもしれません。



▲久保利明二冠-△郷田真隆九段戦は、103手にて久保二冠が勝利を収められています。



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