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2手目△8四歩の生命線



昨日は将棋連盟モバイルにて、第5回朝日杯将棋オープン戦1回戦

▲行方尚史八段-△渡辺明竜王戦を観戦しました。



第5回朝日杯将棋オープン 行方-渡辺 1



現在、2手目に高い確率で△8四歩を指される棋士といえば

渡辺竜王、郷田九段、中田(宏)八段、飯塚七段、金井五段でしょうか?


居飛車党が後手番の際に予想される展開は、下記になるかと思います。


2手目△3四歩 ・・・ 横歩取らせ、一手損角換わり

2手目△8四歩 ・・・ 相矢倉、(手損なし)角換わり


何となくではありますが、2手目△3四歩の方が主導権を取りにいける様な気もします。



本局のような2手目△8四歩で相居飛車になった場合は、

角換わり腰掛銀が難敵である、という認識が強いように思われます。


そのため、居飛車党相手で2手目に△8四歩と突くという事は

= 角換わり腰掛銀の対策は準備できていますよ、という意味にも取れると思います。



第5回朝日杯将棋オープン 行方-渡辺 9



図のような腰掛銀の同型は、先手が指しやすい、という認識だった記憶があります。


そのため、後手番としては角換わり腰掛銀の同型にならないように、さまざまな工夫が試みられました。


しかし中々うまくいかず、巡りめぐって同型をもう1度見直し、同型から派生する手順の中で

何か工夫の余地はないか?という模索が一時期続いていたように思います。



第5回朝日杯将棋オープン 行方-渡辺 2 第5回朝日杯将棋オープン 行方-渡辺 3



上記のような後手番における角換わり腰掛銀対策の流れの中で、

現在渡辺竜王が活路を見出しておられるのが、図の△6五歩の作戦かと思われます。


過去、第23期竜王戦第6局、第24期竜王戦第2局・第4局、全て3局とも角換わり腰掛銀の

後手番で△6五歩と位を取る作戦で勝利を収められています。


現在の渡辺竜王にとって△6五歩と位を取る作戦の成否が、

2手目に△8四歩と突けるかどうかの鍵を握っているような気がします。


△6五歩に対する行方八段の用意は▲7五歩でした。



第5回朝日杯将棋オープン 行方-渡辺 4 第5回朝日杯将棋オープン 行方-渡辺 5



渡辺竜王関連のコメントを読んでいると


▲7七角と打たれる一手前の△2二玉 ・・・ 反省気味に振り返っていた

△4四桂を打つ一手前の▲6五銀左に対して ・・・ まとめ方がなかった
 

という記載がありましたので、行方八段が▲7七角で1本取っていたのかもしれません。


△4四桂に対して行方八段は▲2四歩と打ちましたが、▲5四銀~▲4五銀~▲4五飛が

良かったのではないか、という渡辺竜王のコメントがありました。



第5回朝日杯将棋オープン 行方-渡辺 6 第5回朝日杯将棋オープン 行方-渡辺 8



仮に△5五銀でしたら▲2五歩、という感じでしょうか?


正直難しくてよくわからないのですが

△4四桂の形がひど過ぎるということなのかな?と推測しました。



▲2四歩からは、かなり形勢の差が縮まったニュアンスで書かれていましたが、

最後は105手にて行方八段が勝利を収められました。




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Author:じょっぱり

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