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第61期王将戦第2局 ▲久保王将-△佐藤九段(2日目)



昨日は、第61期王将戦第2局を将棋連盟モバイルで観戦しました。



第61期王将戦第2局 久保-佐藤 8



私がパッと見た感じ/解説を読んでいると、久保王将が主導権を握る~勝勢を築いている、という流れに感じました。


しばらくして携帯を開くと、スタートの画面に戻っていました(将棋が終了した、という意味です)


1勝1敗で、改めて5番勝負か! そう思いながら指し手を進めていくと・・・ 124手で佐藤九段の勝利でした。素人目には結構な逆転に感じました。



第61期王将戦第2局 久保-佐藤 3



29手目▲7五飛は、1日目の封じ手前の局面です。

私の感想として(▲9五歩と端を詰めているので▲8五桂も跳ねやすい。すると角交換になり、後手陣に打ち込む隙も多そうだし・・・ ▲3九玉を入れた後は、ひたすら攻めるだけ)という感じで、主導権を久保王将が握っていると思っていました。


しかし31手目の解説を読んでいると「(序盤を振り返って)実はうまくいっていなかった。ゆっくりしていると作戦負けになる」という、久保王将のコメントがありました。


先手陣には進展性がない(有効手が少ない)? かといって、攻めるには軽すぎるのかな?・・・ う~ん・・・ 難しい。 勉強になりました。



第61期王将戦第2局 久保-佐藤 6



本譜は久保王将が徹底して壁銀(△8二銀)に触れない方針のようです。

この将棋は歩を使える筋があまり無いため、小技以上の繊細さが求められる、渋い展開になりました。

57手目の▲2四香が好手でした。



第61期王将戦第2局 久保-佐藤 7



野球や麻雀を後から振り返った時に「あのプレー(あの一打)で流れが変わった」という感想を耳にすることがあります。

将棋でも「この一手で流れが変わった」という時もありますが、全体的な流れで局面の変化を感じる時があり、その判断基準として「駒の価値が変化している」ことがあります。

例えば66手目△4三玉の局面です。57手目▲2四香の局面と比較して、玉が6二の地点に居る時は、△8二銀・8一桂・9一香は完全な遊び駒です。残り金銀3枚のブロックも玉から離れています。

しかし△4三玉の局面は、△8二銀・8一桂・9一香は取らせることによって「手数を稼げた/駒が捌けた」と見ることもでます。金銀3枚のブロックは、玉が来て守備駒に変身した、とも見れます。

本局は久保王将が着実に優位を広げる展開で上記とは違いますが、実戦で頭がこんがらがって手が読めない時に、心を奮い立たせ局面を判断する際の1つの基準になるのでは、と個人的には思います。




第61期王将戦第2局 久保-佐藤 9 第61期王将戦第2局 久保-佐藤 10



96手目の△3四玉に対し▲4五歩~▲4六桂を狙えば、久保王将の勝ち筋だったようです。

本譜は佐藤九段のクロスカウンター(△3四香)が強烈にヒットしました。



最近は第1回電王戦(ボンクラーズVS米長邦雄永世棋聖)もあり、コンピュター将棋の間違えない終盤力が大きく取上げられました。


同時に本局の息遣いが聞こえてくるかのような終盤戦も、人間同士の対局でしか味わえない、勝負の醍醐味を感じます。





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