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全ての健康法は正しい(上)


今週号の週刊文春に幻冬舎から出版されている若杉友子氏の著書『長生きしたけりゃ肉は食べるな』に関する記事が掲載されていました。


週刊文春長生きしたけりゃ肉は食べるな


私も『長生きしたけりゃ肉は食べるな』は少し前に買って読みました。若杉友子氏は、桜沢如一氏が提唱された食養法に基づいた、食養生・食事療法を実践・提案されている方です。本は書店で平積みされており、今の時代において前述の食養法をどのように表現し、支持を受けているのか(本が売れているのか)? 興味を惹かれました。

読み終わった感想は「今時の時代で、このようなタイトル付け・内容で大丈夫なのか?売れなければ目立たないけれど、平積みされているということは売れている訳だし、何らかの批判的なアクションが起こってくるのでは?」そう思いました。しかし週刊文春の記事を読んでいる途中で(あ~そうか・・・全ては出版社の戦略として折込み済みだったんだな)認識を改めました。

今は(私が気付かなかっただけで、昔からかもしれませんが)あらゆる分野において「炎上マーケティング」「二項対立の構図で利益を得る」ことがビジネスの基本になっている気がします。

『長生きしたけりゃ肉は食べるな』の中で若杉氏は「お米はしっかり食べる/肉は食べるな」と書かれています。それに対し今の主流は糖質制限食に代表される「炭水化物(ご飯・パン・麺類・粉物)は控える/肉や脂肪は気にせず摂って良い」になるかと思います。

またドクター間にあける食事の見解についても、南雲吉則氏・・・1日1食を提案・体型スラリ / 高須 克弥氏・・・1日1食は絶対ダメ・小太りが長生きできる こういった正反対の内容の本が書店に隣り合わせで並んでいると、果たしてどちらの考え方が正解なんだろう?思わず悩んでしまいます。

若杉氏・糖質制限食・南雲氏・高須氏、いずれの本もよく売れています。このあたりも「違う考え方の本を同時期に出版することで関心を高め合う相互作用」が強く働いているようにも思います。

もう1点強く思ったことについて。本の中で若杉氏の食事療法で御主人のガンが消えた、という記載があります。それに対する幻冬舎の担当者の見解は「ガンが消えた、はやりすぎという意見はわかります。ただ、医者が書いた本ではなく、七十六歳のおばあちゃんが、実際に体験した”おばあちゃんの知恵”なので、ご本人とも相談して大丈夫と判断しました」という内容でした。

出版社としては「この本はおばあちゃんの知恵に基づいた1つの体験談。だから絶対的なものではない。読めばわかるでしょう?」ということなのかもしれません。ただそうであるならば、なおさら誤解を招かないタイトルにして断言調の文章は避けるべきではないでしょうか?

医者が書いた本ではない→医者が書けない内容・過激な表現を用いて差別化をはかり、そこに読者を食いつかせる→何か言われても、おばあちゃんの知恵・一体験談として言い訳ができる

うがった見方かもしれませんが、タンパク質重視の考え方に対する挑発的なタイトル・内容にして、もし批判されて取り上げられれば、それも広告宣伝になる・・・ 炎上マーケティングの発想もあったのではないでしょうか。そうでなければ、本の内容があまりにも無防備過ぎます。

上で書かせていただいたことは、私の独断と偏見かもしれません。ただ健康に関することはデリケートな問題ですので、健康本は極力誤解を招かない表現・誠実な内容であって欲しいと思います。


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津軽生まれ。普段の日々を、のんびり綴っていきたいと思います。

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