スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ホワイト・スイス・シェパード・ドッグ 2


なぜ「ホワイト・スイス・シェパード・ドッグ」が「ジャーマン・シェパード・ドッグの劣性遺伝(アルビノ)」
と言われ、純血種としてなかなか認められなかった歴史があったのか?




左の写真が、映画 『 DOG&POLICE ドッグポリス 純白の絆 』
で主役を務める犬種「ホワイト・スイス・シェパード・ドッグ」です。


ホワイト・スイス・シェパード ジャーマン・シェパード・ドッグ

( 左がホワイト・スイス・シェパード・ドッグ/右がジャーマン・シェパード・ドッグ )



映画で話題になるかもしれませんので「ホワイト・スイス・シェパード・ドッグ」について自分なりに頭の中で整理しておこうと思いました。


正直何点か、よくわからないことがありました。



○ なぜ「ホワイト・スイス・シェパード・ドッグの女の子」を映画では「ジャーマン・シェパード・ドッグの男の子」の設定に置き換えているのか?

○ ホワイト・スイス・シェパード・ドッグ は、ジャーマン・シェパード・ドッグの劣性遺伝?

○ ホワイト・シェパード? ホワイト・シェパード=ホワイト・スイス・シェパード・ドッグ?


ただ以下の記載についても、数冊の本と、インターネットのさまざまな情報を自分なりに取捨・選択・推測したものですので、間違っている部分も多々あるかと思います。その点は御了承ください。



『日本と世界の犬のカタログ 2011年版』を読んでいると、犬種名を見てもわかるように ホワイト・スイス・シェパード・ドッグ ・・・ スイス / ジャーマン・シェパード・ドッグ ・・・ ドイツ が原産国になっています。

ジャーマン・シェパード・ドッグのルーツは、何千年も前からライン川周辺地域に生息していた、オオカミに似た風貌の犬が源流であると言われています。

そして、その犬の流れを汲む牧羊犬をベースに19世紀の末期、ドイツ陸軍のマックス・フォン・ステファニッツ中尉によって計画的に改良繁殖されたのが、ジャーマン・シェパード・ドッグであると言われています。

シェパード(Shepherd) は 「sheep(羊)+ herd(番をする)」という言葉の通り、原形は「羊飼いの犬」のことであり、牧羊犬です。

ステファニッツ中尉が、広い草原で羊をうまくコントロールする牧羊犬の優秀性に感動したことが、きっかけだったようです。


そして、ステファニッツ中尉が ジャーマン・シェパード・ドッグを作出するにあたり出発点にした犬が「ヘクトール・リンクスライン」という4歳の牡犬でした。

「ヘクトール・リンクスライン」は後に「ホランド・フォン・グラフラート」と改名され、ジャーマン・シェパード・ドッグの第1号として登録されることになります。


牧羊犬に関する記載や「ヘクトール・リンクスライン」関連の記載を読んでいると


・ ローマの歴史家 Marcus Terrentius Varro (116~27 BC) ・・・ 夜間に狼と見分けがつくよう、白い犬を牧羊犬として使っている

・ Columella (~60 AD) ・・・ 牧羊犬を三つのタイプに分類 ①大形犬:殆ど白色 ②小形犬:さまざまな色 ③スピッツタイプ:さまざまなサイズで色もウルフグレイ、黒、、茶色

・ ヘクトール・リンクスラインの母方の祖父であるグライフ・シュパルヴァッサーは、白色


上記を踏まえるとジャーマン・シェパード・ドッグを作出していく過程で「ジャーマン・シェパード・ドッグの白」が生まれてくるのは自然なような気がします(劣性遺伝としてではなくて)

なぜ「ジャーマン・シェパード・ドッグの白」が「ジャーマン・シェパード・ドッグ」の純血種として認められなかったのか、素朴な疑問でした。

ネット上でのいろいろな記載を読んでいく中で、ジャーマン・シェパード・ドッグ繁殖の利用目的が、軍事用(軍用犬)だったからではないか、と感じました。

「良く目立つ白色」が牧羊犬としては重宝されたものの、逆にそれが戦場では仇になる、ということだったようです。

そのため「ジャーマン・シェパード・ドッグの白」は、戦争では役に立たない犬として、1900年代前半(第一次・第二次大戦下)のドイツではどんどん処分されていき、純血種としても認められなかったのではないか、という風に思いました。

その間、自然な噂として or 意図的に流された情報なのかはわかりませんが 「ジャーマン・シェパード・ドッグの白は、ジャーマン・シェパード・ドッグのアルビノ(劣性遺伝)」という風に伝えられていったのではないか、と思いました。

戦争に向く様に作出した「ジャーマン・シェパード・ドッグ」が唯一の純血であり、それ以外は国のプライドにかけて認められない/既存の「ジャーマン・シェパード・ドッグ」のブリーダーが自分達の市場を脅かす可能性のある「ジャーマン・シェパード・ドッグの白」を新たに「ジャーマン・シェパード・ドッグ」とは認めたくない というような思惑もあったのではないか ・・・ これも私の勝手な想像です。



現在は「ジャーマン・シェパード・ドッグの白」→「アメリカン・カナディアン・ホワイト・シェパード」→「ホワイト・スイス・シェパード・ドッグ」と改良が加えられて、完全な別犬種になっていると思いますが、もともとは「ジャーマン・シェパード・ドッグには白い被毛の犬もいた(劣性遺伝ではなく)」というシンプルな話だったと思いました。



スポンサーサイト

非公開コメント

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
カテゴリーメニュー
リンク
検索フォーム
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

プロフィール

じょっぱり

Author:じょっぱり

津軽生まれ。普段の日々を、のんびり綴っていきたいと思います。

QRコード
QR
RSSリンクの表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。